著作リスト
食材、食の職人、生産者、器作家などをテーマに、自分自身で見つけた「食の真実」を本にまとめてきました。
著作リスト 2020
『おいしい俳句』2020(本阿弥書店)
食文化の視点と俳句の心が出会ったとき、料理も食材も光り輝く。日本の食の現場をきわめたフードジャーナリストが見つめた「一食一句」の俳句エッセー。
(著者の言葉より)
食べものの俳句は、「食」の本質をとらえるとともに、それを食べる人の“こころ”までも詠み込んでいます。古今の名句・妙句を通じて、旬の食べものに思いを馳せ、あるいは、逆に食べものの側から俳句を見つめてみました……。
『ニッポンお宝食材』2019(小学館)
令和は地方の時代。ニッポンの食を支えているのも地方発の食材であり、調味料です。とりわけおいしくて安心・安全な本物の味は、伝統技術でこつこつ仕事を進めている「食の職人」が生み出しています。
そこで、47都道府県の本場の本物の食材を訪ね、生産者の「志」と、食を楽しみたいわたしたちと、そして日本の伝統食文化と──そんな食のトライアングルを考察しました。
産地に食べに行ってもよし、取り寄せてもよし。令和のニッポンの心を豊かにする食文化情報が満載の本です。
著作リスト 2015→1994 | |
『人形と和食つれづれ風土記』2015(青蛙房) 日本の小さな美を凝縮させた「人形」と、 おいしい「和食」との距離は意外に近いものです。 そして、人形文化が暮らしに溶け込むにつれ、 食文化はより豊富に、より華やかになっていきました。 おかげで、人形を愛でつつ、 行事食、郷土料理、お菓子などを 楽しむ素敵な習慣は、 わたしたちの生活にすっかり定着しています。 美しくて、おいしくて、心があたたまる民俗文化を 日本各地にたずねました。 |
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『和食は福井にあり』2015(平凡社新書) 福井県は日本の中央部に位置し、自然や地形が変化に富み、 地域ごとに個性的な文化が花開いているなど、 まさしく日本のミニチュア版のような県です。 とくに「食」は、日本の食文化を網羅したような多彩ぶりで、 越前がに、鯖などの海の幸や、伝統野菜を始めとする 山や里の幸に恵まれています。 さらに、脈々と受け継がれて来た郷土料理の伝統……。 和食の原点ともいえる「福井の食」を通じて、 日本の食文化を見つめました。 |
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『日本のごちそう すき焼き』2014(平凡社) 『すき焼き通』につづく、すき焼き文化のエッセイ集。 明治の文明開化期に始まったこのハイカラ料理は、 巧みな和洋折衷が大人気で、今や「和食」の代表料理となりました。 そして、嗜好が多様化した現代で、相変わらずすき焼きが 盛り上がっているのは、食べる人をくつろがせ、 鍋の周りの人々の心をあたためる何かが、 この料理の中に秘められているからなのです。 ──すき焼きの中にある食べものの“いのち”を見つめました。 |
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『食べる俳句 食の菜事記』2013(本阿弥書店) 食文化の視点と俳句の心が出会ったとき、料理も食材も光り輝く。 日本の食の現場をきわめたフードジャーナリストの視点でまとめた 「食の俳句」のエッセイ集。 ──「食べもの俳句は、食の本質をとらえるとともに、 それを食べる人の“こころ”までも詠み込んでいます。 古今の名句・妙句を通じて、旬の食べものに思いを馳せ、 あるいは、逆に食べものの側から俳句をとらえたい ──そんな欲張った俳句歳時記を、この一冊にまとめました」──著者の言葉より。 |
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『日本ローカルごはん紀行』2010(講談社+α文庫) 各地で印象に残った米料理を都道府県別に紹介。 昔ながらの郷土米料理から、新工夫の丼やリゾットまで、 旅で出会ったおいしい「一食一会」の出会いをピックアップしていくうちに、 いつのまにかバラエティ豊かなローカルごはんが勢揃い。 どれもその土地その風土にしっくり溶け込み、 新旧のセンスが入り交じったおいしくてユニークな料理ばかり。 米という食材のすばらしさを十二分に味わえるエッセイ集。 |
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『食の街道を行く』2010(平凡社新書) 食べものの名がついた街道は、暮らしに密着した道である。 鯖街道、ぶり街道、塩の道、鮑の道などは、 海から山間部へとつづく生活の道であった。 海にも街道があって、昆布、醤油の伝播ルートになった。 遠く海をわたってきた砂糖、唐辛子、さつま芋、豆腐も この国でさまざまな形で伝わっていった。 一方、鮎鮨街道、お茶壺道中は権力者のための輸送路であった。 日本の食べものを、伝播の道から見つめ直し、街道の道筋、食文化、歴史、 そして人々の古今の暮らしまでをトータルに俯瞰した向笠流「俯瞰食文化学」の新著。 |
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『ふるさとおもしろ食べもの百科』監修 2010(日本図書センター) | |
『すき焼き通』2008(平凡社新書) | |
『一食一会〜フードマインドをたずねて』2008(小学館101新書) | |
『本物にごちそうさま』2008(ポプラ社) | |
『ごはんの旅人』2008(JTBパブリッシング) | |
『郷土料理大図鑑』監修 2008(PHP研究所) | |
『ごはんどき器どき』2006(PHP研究所) | |
『日本のかくれ味』2006(集英社be文庫) | |
『日本の旅ごはん──平成食の風土記』2006(小学館) | |
『米ぢから八十八話』2006(家の光協会) | |
『大人のそば屋はここにある!』共著 2006(集英社be文庫) | |
『新編 十代に何を食べたか』共著 2004(平凡社ライブラリー) | |
『日本人が食べたいほんもの』2004(新潮文庫) | |
『日本の食材おいしい旅』2003(集英社新書) | |
『全国うまいもの取り寄せブック』2002(NHK出版) | |
『日本の朝ごはん食材紀行』2001(新潮文庫) | |
『日本人が食べたいほんもの』2001(新潮社) | |
『美味しいもの、みつけた』2000(講談社) | |
『続・全国うまいもの名鑑』2000(NHK出版) | |
『全国うまいもの名鑑』』1998(NHK出版) | |
『日本の朝ごはん』1998(新潮文庫) | |
『平成版 大江戸好食物語──食べて歩いて八百八町』1996(NHK出版) | |
『日本の朝ごはん』1994(新潮社) | |
『水の美味帖』編著 1989( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー6) | |
『ゼリーぷるるん論』編著 1989( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー5) | |
『わさび讃歌』編著 1988( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー4) | |
『ハンバーグラプソディー』編著 1988( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー3) | |
『唐辛子遍路』編著 1988( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー2) | |
『グラタンの食卓譜』編著 1988( ハウス食品工業 ハウスポケットライブラリー1) |