飛騨の山椒で「ちりめん花山椒」をつくりました!
2012 年 5 月 20 日
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飛騨の山奥で栽培されている山椒は香りが高く、ひりひり感も格別。若葉を佃煮にしたり、青い実山椒を摘んで粉山椒をつくると、野性味がいちだんときわだちます。
先日、思いがけなく入手したのは、黄色い花がついた花山椒でした。5月中旬に咲く芥子粒状の黄色い花を新芽とともに摘んだものです。そうそう、山椒はミカン科の雌雄異株落葉低木で、花が咲くのは雄の株だけなのです。
花山椒は料理にあしらったり、佃煮、塩漬けなどに用いることが多いのですが、わたしがつくったのはちりめん山椒。普通は実山椒とちりめんじゃこを薄味に炊き上げるけれど、わたしは花山椒で試してみました。
できあがったら、これがまあ、われながら大傑作でした。山椒の香りが一段と高まり、瀬戸内産のちりめんがふっくらしたうま味を出してくれたのです。花のおかげで彩りもきれいです。白いご飯との相性がまた素敵で、にこにこ何杯もお代わりしてしまいました。
奥飛騨の霧にまかれし花山椒 千恵子
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