名句、佳句、おいしい句──桐山勝さんの“すき焼き川柳”
2011 年 5 月 22 日
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すきや連にお顔を見せてくださるNPO法人江戸しぐさ副理事長で、ロサンゼルス会幹事、国際箸学会会員のジャーナリストの桐山勝さんから川柳が届いた。
日経新聞社のロサンゼルス特派員などを経て日経CNBC社長から現職に至ったという多彩なキャリアをおもちで、落語好きでもある桐山さんらしいウィットきいた“すき焼き川柳”ばかり。また、江戸の老舗の盛衰をテーマにした著書『豪商と江戸しぐさ 成功するリーダー列伝』(MOKU出版)を書かれるなど、江戸の経営学と江戸文化にも造詣の深い桐山さんだけに、江戸っ子らしいエスプリがおみごと。
みなさまも、“すき焼き川柳”を詠まれてはいかがでしょう。すき焼きのうきうき気分がぐんと増すはずです。
好きやきに想う人誘ってちんや哉
しらたきを忘れとび出す新所帯
ひとしきり好き焼き囲めば仲直り
玉子抜きふところなりの数奇屋鍋
女房殿お酒を越える隠し味
待ってましたここが出番と鍋奉行
御飯入れ余韻楽しむ鍋のあと
(追記)
「ひとしきり……」と「待ってました……」の2句がとくにすばらしいという声がたくさん届きました。すき焼きの魅力が凝縮しているからでしょう。
こんにちは、向笠さん。
桐山さんらしい川柳でさすがですね。
見習いたいものです。
次回桐山さんにお会いするのは来月のLA会になりますので、
メールしました。
伊豆川
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