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フレー、フレー、東北・茨城の酒! 浅草で地酒試飲会を開催

2011 年 5 月 17 日 3 Comments

 連休明けの浅草は、三社祭が近づいて浮き立つはずなのに、今年は様子が違う。三社祭は中止になったのだ。亡父の命日がちょうど三社祭の頃で、浅草にお墓があるわたしにとっても、今年はさみしいと思っていたところに、われらがすきや連の旗振り役にして事務局長の雷門ちんやの住吉史彦さんが「浅草料理飲食業組合」の実行委員長として動いた。
 三社祭のハイライトである5月21日にぶつけ、青森・岩手・宮城・福島・茨城の5県の日本酒試飲会を地元浅草で開催し、街に賑わいを呼び込み、酒の消費量をアップさせて、被災地を応援しようというのである。
 住吉さんの心意気やよし。それに、浅草料飲組合長で「どぜう飯田屋」の先代の社長とわたしの亡父は交遊があった。なにより、今回の東北に関わることだから、さっそくわたしも、知り合いの蔵元さんたちに声をかけた。
 通常の試飲会と異なるのは、地元の飲食店や花柳界、近隣の向島や上野界隈の花柳界はもちろんのこと、都内全域、全国にまで対象を広げていること。オーナー、女将、営業部長、調理長、スタッフなどの飲食のプロたちに、浅草で美酒を見つけてもらい、業務用に大量に永続的に仕入れていただこうというのだ。
 参加蔵元はなんと総数68社にのぼり、地元の限られた地域だけで流通している酒も多数出品される。レア物と出会える貴重な場となるのは確実だ。
 当日は来場者の試飲スナップをメールで送信したり、ツイッターで発信して、上京できなかった蔵元や杜氏たちにエールを送る予定にもなっている。

 会場は「ちんや」と浅草寺裏手の料亭「草津亭」の2カ所。時間は11時~20時(草津亭は15時で受付じまい)。参加費1人1000円。ただし、どちらも入場は飲食のプロだけの限定で、5月18日までの事前登録制。お問い合わせは、ちんやの住吉さんまで。

3 Comments »

  • 住吉史彦 said:

    住吉史彦です。5/21連合試飲会にご声援ありがとうございます。素晴らしい御酒が出ますので、是非成功させようとガンバっています。引き続きよろしくお願い申し上げます。

  • 伊豆川 said:

      こんばんは、向笠さん。

     21日はちんやさんに伺います。
      
             伊豆川

  • 飯田龍生 said:

    浅草料飲組合の飯田と申します。
    「浅草」から少しでも何かお役に立つことが出来ればと、住吉さんが中心になり企画致しましたが、向笠先生があちこちの蔵元に声を掛けて下さり、お陰様で無事開催の段となりました。
    当日は約七十社の蔵元から珍しいお酒が集まり、二百数十名余りの方がお見えで、
    真剣に試飲する方、楽しく誤飲する方もあって、「大試飲会」になりました。
    これからも息の長い活動を続けていく所存ですので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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