第4回『すきや連』報告──湯島「江知勝」2009/10/15
2011 年 5 月 8 日
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すきや連誕生1周年と、「すき焼き通の日」正式認定を祝う会になった。今回から旗振り役は向笠千恵子、高岡修一、三嶌太郎、藤森朗、住吉史彦が務めることになった。会場の湯島の江知勝(えちかつ)は、東京帝大御用達のすき焼き屋として知られた老舗で、料亭風の玄関や古風な造りの座敷が、伝統すき焼きの期待を高めてくれる。
当日の開会に先立ち、別室で行なわれた東京のすき焼き老舗4軒(ちんや会長、江知勝女将、今朝会長、伊勢重社長)による向笠司会の座談会は、プレジデント社の月刊誌『ダンチュウ』の2010年1月号すき焼き特集に掲載された。
『ダンチュウ』の町田編集長、編集スタッフも加わっての宴会は、群馬県安中市の醤油の有田屋・湯浅康毅社長による「すき焼きと醤油の相性」のレクチャーからスタート。白磁の猪口を各自に用意しての“きき酒”ならぬ“きき醤油”に座が盛り上がった。有田屋の再仕込み醤油の濃厚なのに豊かな香りと、すっきりしたうま味はすき焼きの割り下にぴったりだ。
すき焼きに入ると、帝大生を喜ばせた時代以来の江知勝の伝統で、牛肉の皿はびっくりするほどの大盛り。誰もが感嘆し、大満足、大満腹の会となった。
献立は、お通し(牛肉しぐれ煮)、酢の物(なまこみぞれ和え)、刺身(まぐろ、かんぱち、帆立て)、焼き物(ギンダラの西京漬)、すき焼き(佐賀県産ロース、茨城県産肩ロース、鹿児島県産もも肉)、お食事、デザート(メロン)。
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