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東日本大震災で被災のお仲間の現況 (5/3号)

2011 年 5 月 4 日 One Comment

 第一報でお知らせしましたように、京都・三嶋亭さんでのすきや連でご一緒だった仙台「かとう」の加藤ご夫妻、大洗の「大洗ホテル」の竹内さん、「月の井酒造店」の坂本さんは、みなさんお元気です。

 加藤さんのお店は県庁近くの仙台中心部にありますが、ガスの復旧の遅れで、しばらくは1階の精肉とお惣菜部門だけの営業でした。でも、仙台牛と具がたっぷり入るすき焼きを待ち望むお客さまからの強い再開希望の声に励まされて、4月後半からはすき焼きを再開しています。仙台は例年どおりに七夕が開催されますので、ぜひ応援にお訪ねしたいものです。

 大洗の2軒も再開されました。ロビーのガラス窓に漁船が突っ込むなど津波被害の大きかった竹内さんの「大洗ホテル」は、修理がすんで4月29日からオープンし、7月15日まではお得な“再開プラン”が設定されています。また、竹内さんが袋田の滝近くの袋田温泉で営む「思い出浪漫館」ホテルは、一部に被害があったものの、すでに4月1日から通常営業に戻っていて、宿泊料の一部を義援金にあてるという宿泊プランもあります。

 蔵の入り口間近まで津波が迫った月の井さんも通常営業に戻り、6月に蔵開放のイベントを計画中。亡きご主人との約束から生まれたオーガニック日本酒「和の月」(生と火入れの2種)を日本酒ファンに知ってほしいと奮闘している坂本さんには、この酒をオーダーするのがなによりの声援になると思います。

 わたしは、近いうちに、大洗の2軒をはしごして、応援とともに自分のリフレッシュ・ツアーにもしたいと思っています。ご一緒にいかがでしょうか。

One Comment »

  • 坂本敬子 said:

    向笠さん、
    皆さんに近況をお知らせくださり本当に有難うございます!
    震災直後、全てが楽しかった京都は夢だったような気がしました。
    楽しみに買ってきたお土産の割したや赤山椒は、台所の割れた調味料と混ざって、使わないままサヨナラになってしまいました。涙

    今回の震災は、被害(瓦や壁が落ちたり、酒壜が割れた)より、家族がバラバラのまま2日間会えなかったこと、仙台の長男と連絡がとれなかったことが一番こたえました。

    あれから約2ヶ月・・
    やっと通常の生活になりましたが、風評被害で。。。
    いつになったら平和な、何気ない日常が戻ってくるのでしょうか。。。途方にくれますが
    、いま出来る事を前向きに頑張ります!

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