2016年『郷土料理伝承学校』開講のお知らせ
2016 年 1 月 23 日
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いま、「和食」のなかでも郷土料理が注目を集めています。たんに地域のおいしい料理というだけにとどまらず、日本人同士をつなぐ大切な食になっているからです。また、郷土料理は地方と地方を交流させ、まちとむらを結びつける心のツールにもなっています。世界に向けて発信するべき貴重な食文化遺産なのです。
さて、昨年の郷土料理伝承学校は、福井県の郷土料理をテーマに開講しましたが、その後、「現地に行ってみたい」という声をたくさんいただいたことを受け、さらに一歩深く福井の食を探求してまいります。
そこで、2016年の講義では、福井県観光営業部が主催する「へしこの学校in福井」ツアーと連携し、みなさまをご案内することにしました。
このツアーは、郷土料理伝承学校の後援により、福井県観光営業部が実施するものです。具体的には、2月27~28日の一泊二日で、福井県の郷土料理「へしこ」(今回はいかを使用)の漬け込みワークショップ、冬の味覚「ズボ蟹」、永平寺の精進料理、勝山左義長まつり・酒蔵まつりを体験します。いずれも福井県を支える食文化ですので、大きな視野で郷土料理を俯瞰することができます。
みなさまのご参加をお待ち申しあげます。
くわしくは下記のリーフレットをご覧ください。
郷土料理伝承学校 校長
向笠千恵子
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